ガソリンエンジンとバッテリーの両方使うハイブリッド技術を活用
自律制御システム研究所 (ACSL)とドローン(無人飛行機)開発を手掛けるエアロジーラボ(大阪府箕面市、AGL)は12月24日、AGLが開発した最大飛行時間180分、最大飛行距離120キロメートル、最大ペイロード(積載重量)10キログラムのドローン「Aerorange pro(エアロレンジプロ)」に活用されているハイブリッド技術を活用したドローン機体の開発・製造委託に関する契約を締結、連携を開始したと発表した。
AGLは飛行にガソリンエンジンとバッテリーの両方を用いるハイブリッド技術を生かしたドローン開発のノウハウを提供し、ACSLは自社開発にとどまらず他社との連携を積極的に行うことで要素技術開発から製造・販売までのバリューチェーンを構築する。物流やインフラ設備転換など向けの長時間・長距離飛行が可能なドローンを提供、ドローン関連産業の発展に貢献していきたい考え。
(藤原秀行)