千葉ニュータウンで最大15棟、国内最大規模に
日本政策投資銀行(DBJ)は12月25日、千葉県印西市で大和ハウス工業とオーストラリアのAirTrunkが共同で開発を進めている日本最大規模のデータセンター「(仮称)千葉ニュータウンデータセンターパークプロジェクト」に出資したと発表した。
DBJが運用している先進技術開発促進のための「DBJイノベーションエコシステム活性化ファンド」を通じ、大和ハウスと共同でプロジェクトに出資した。具体的な金額は開示していない。
データセンターは大和ハウスが計画している総敷地面積約42万平方メートルの工業団地「D-Project Industry 千葉ニュータウン」の一角に最大15棟を建設。総延べ床面積は東京ドーム約7個分に匹敵する約33万平方メートルを見込む。中国を除くアジアでも最大規模になるとみられ、全体の完成は2030年ごろがめどとなる見通し。
「Air Trunk TOK1-B」の完成イメージ(大和ハウス工業提供、クリックで拡大)
(藤原秀行)