東日本9カ所で展開、待機時間3分の1など効果
Hacobuは1月8日、シモハナ物流がトラック予約受付サービス「MOVO Berth(ムーボバース)」を全国の物流拠点に導入することを決めたと発表した。
既に東日本を中心に9カ所で取り入れており、埼玉県の浦和第二営業所では2020年10月以降、ムーボバースを使った車両の平均待機時間は18分で予約を入れていない車両(61分)の3分の1に抑えられているという。
トラックの待機時間削減に加え、事前にいつ、何を積んだトラックが到着するか把握することが可能になり、物流拠点側で先々を考えた受け入れ準備を進められる体制を実現。庫内業務の改善にも効果があったという。
シモハナ物流は成果を踏まえ、21年以降に西日本の各物流拠点でもムーボバースを順次導入する方針。
ムーボバース活用のイメージ(Hacobu提供・クリックで拡大)
(藤原秀行)