コロナ禍で需要増、利便性向上狙い
トランクルーム「収納ピット」を展開するアンビシャス(大阪市中央区)は1月18日、利用者が希望する自宅などの場所からトランクルームまで荷物運搬を代行する「お荷物運搬サービス」を同日始めたと発表した。
新型コロナウイルスの感染拡大で在宅勤務が増え、自宅内に執務スペースを設ける必要が生じていることなどから、トランクルーム需要が拡大しているのに対応。利便性を高めて利用のハードルを下げるのが狙い。
同社が提携している運送業者が荷物の運搬を代行。収納作業は撮影し、利用者に画像を送付するため、自宅で保管状態を確認できる。荷物引き取りは全国で対応している。料金は運送業者への取り次ぎ2000円と代行料5000円から(いずれも税別)。
「収納ピット」は関西を地盤に運営、管理部屋数は1万を突破し、2020年2月からは関東にも出店している。
(藤原秀行)