ギークプラスの棚搬送ロボEVE50台提供、「ロボット倉庫マッチング」で営業も
マテハン機器の販売などを手掛けるフジテックスは1月20日、三菱倉庫が埼玉県三郷市で開発する新たなEC向け物流センターの構築を支援すると発表した。
同センターは三郷市内で三井不動産が展開している大型商業施設「ららぽーと新三郷」近隣の既存拠点「三郷1号配送センターB棟」内に「SharE Center misato」の名称で新設、今年7月の稼働開始を予定している。
延べ床面積は約5560平方メートルで、最新の自動棚搬送ロボットを導入、使った分だけ料金を支払う従量課金制を採用し、EC事業者が利用しやすい環境を整え、業務の効率化・自動化を進める計画だ。
フジテックスはギークプラス製の自動棚搬送ロボット「EVE」を50台、専用棚を981台提供する予定。併せて、効率的な庫内オペレーションの設計や荷主企業に合った付帯設備の検討などを手掛ける。
フジテックスはロボットを導入した3PL事業者と現場省力化を図りたい荷主企業をマッチング、最適な倉庫も紹介するサービス「ロボット倉庫マッチング」を展開している。三菱倉庫の新拠点も同サービスを通じて積極的に営業支援する構えだ。
ギークプラス製造のロボット「EVE」
(藤原秀行)