北陸地盤のゲンキー、23年に富山・小矢部で1・1万坪の新物流拠点開設へ

北陸地盤のゲンキー、23年に富山・小矢部で1・1万坪の新物流拠点開設へ

外部倉庫を順次解約、自前化促進

北陸地方を地盤にドラッグストア「ゲンキー」を運営するGenky DrugStoresは1月18日、2021年6月期第2四半期(20年7~12月)の決算資料説明を開示した。

この中で、ローコスト経営を支えるため、店舗開発やPB(プライベートブランド)商品開発などで自前主義を継続すると明記。物流に関しても23年以降に新たな物流拠点を構えるとともに外部で賃借している倉庫を順次解約、自前化を促進する方針を表明した。

23年には富山県小矢部市で第二RPDC(リージョナルプロセスディストリビューションセンター)を建設。延べ床面積は約1万1000坪、投資額は50億円をそれぞれ予定している。併せて、福井丸岡と石川のTC2カ所を新たなRPDCで所管する。

24年以降は愛知県内に第三RPDCを設置。岐阜安八RPDCと愛知TCを集約する構想。愛知エリアの迅速な出店にもつなげていく構えだ。

(藤原秀行)

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