5業界と連携組織設置、リードタイム短縮
関西国際空港の運営を担っている関西エアポートは1月28日、新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、ワクチンの輸送体制を構築したと発表した。
昨年12月、国内外の物流企業やグランドハンドリング(地上支援)担当企業、航空会社、関係官公庁、製薬会社の5業界と連携した組織「KIXワクチン輸送タスクフォース」を設置、空港でワクチンを確実に受け入れ、安全・迅速な輸送の実現へ取り組む。ワクチン輸送のリードタイムを極力短縮、天候悪化などの場合でも円滑に運べるよう準備を進めている。
関空でのワクチン輸送体制(関西エアポート提供・クリックで拡大)
(藤原秀行)※イメージ写真は関西エアポートプレスリリースより引用