小型のゆうパケットは23・9%増、コロナ禍でネット通販利用伸長
※見出し中の「4・6%増」は「15・7%増」、「3・7%増)は「23・9%増」の誤りでした。深くおわび申し上げます。
日本郵便が1月29日発表した2020年12月の郵便物・荷物の引受物数によると、荷物のうち「ゆうパック」は前年同月比4・6%増の1億831万9000個となり、14カ月続けて前年実績を上回った。
ゆうパックの中でも特に小型荷物に特化した「ゆうパケット」は3・7%増の3919万2000個だった。新型コロナウイルスの感染拡大で外出自粛が広がったのを契機にインターネット通販の利用が伸長していることが追い風になっている。
20年通年の累計でも、ゆうパックは前年比15・7%増の8億4624万4000個、このうちゆうパケットは23・9%増の3億8756万1000個で、年間を通じて大幅なプラスとなった。
12月の郵便物はトータルで前年同月比5・3%減の11億4425万8000個、ゆうメールは5・7%減の2億7358万3000個にとどまった。20年通年では郵便物が前年比7・8%減の103億3064万3000個、ゆうメールは8・4%減の24億1609万8000個だった。
(藤原秀行)