デカルト・データマイン調査、母船直航分もプラス
米調査機関デカルト・データマインが1月21日発表した日本発着の海上コンテナ輸送量に関する最新調査結果(速報値)によると、アジア域内へのトランシップ分を含めた日本発米国向け(荷受け地ベース)は1月の輸送実績が前年同月比5・3%増の4万97494TEU(20フィートコンテナ換算)だった。
7%のマイナスだった昨年12月から再び前年比プラスに転じた。母船直航分も10・2%増の3万3890TEUとなった。このところ、一進一退を繰り返している。
1月分の母船直航分実績を主要6港別に前年同月比で見ると、東京港は7・7%増、名古屋港は20・3%増、神戸港は30・9%増だった。
一方、米国発日本向け(復航)の2020年12月分は前年同月比2・3%減の48万9994TEU、20年通年は1・3%減の591万648TEUだった。
日本発米国向け輸送量の概要(デカルト・データマイン資料より引用)
(藤原秀行)