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【独自取材】三菱商事、物流ロボットレンタルの月額料金明示対象を拡大

【独自取材】三菱商事、物流ロボットレンタルの月額料金明示対象を拡大

シリウス製AMRも追加、1台当たり8万円から設定

三菱商事は、物流施設内のピッキング作業などを手掛けるロボットの導入を支援しているサービス「Roboware(ロボウェア)」で、月額のレンタル料金を専用ウェブサイト上で分かりやすく公開する対象を拡大することを決めた。

同社は昨年4月にサービスを開始。ユーザーの買い切り、レンタル、両方の組み合わせの3パターンでロボットを提供しており、このうちレンタルは台数に応じて毎月の従量課金制で貸し出す「Robot As A Service(RaaS)」形態で提供している。荷物取扱量の波動に応じてロボットの台数が調整可能なため、貴重なロボットが遊休化せず、有効活用できると見込む。

システムやハード保守なども一体

国際物流総合展2021 第2回 INNOVATION EXPO

ラインアップのうち、既にレンタルの料金をオープンにしているインド発祥のロボットベンチャーGreyOrange(グレイオレンジ)製の「Ranger(レンジャー)GTP」(旧名Butler=バトラー=)に続き、3月1日から中国の新興ロボットメーカー、シリウスロボティクス製の自律走行型ロボット(AMR)「FlexComet(フレックスコメット)」も基本的な料金を明示。

“明朗会計”を採用してユーザーが月々のコスト負担を容易に計算できるよう配慮、物流現場へのロボット導入のハードルをさらに下げたい考えだ。併せて、3月末までに発注したケースを対象に、RaaSの月額料金を半年間無料にするキャンペーンも行う。

シリウスのAMRはWMS(倉庫管理システム)のデータとリンクし、ピッキング対象の商品が収められた棚へ自律移動して作業スタッフを誘導。コンテナに商品を入れると、次のオーダーがあった商品が入っている棚へ再び動いていく。

レンタルの利用が10~19台の場合は月額で1台当たり10万円、20~29台で9万円、30台以上で8万円とそれぞれ設定。ロボット本体や付属品に加え、制御・管理システムやハードの保守なども含めている。レンジャーGTPと同じく、導入時の電源工事などの初期費用は別途見積もりとなる。

三菱商事はレンジャーGTPとフレックスコメットに続き、多様なロボットを導入することを視野に入れており、ユーザーの反応を見ながら今後もレンタルは基本料金を明示していく方向で検討している。


シリウスのAMR

国際物流総合展2021 第2回 INNOVATION EXPO

(藤原秀行)

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