【動画】ESR、川崎・浮島で7万平方メートルのマルチテナント型物流施設に着工

【動画】ESR、川崎・浮島で7万平方メートルのマルチテナント型物流施設に着工

22年8月末竣工予定、都心まで30分とアクセスに優位性

ESRは3月5日、川崎市川崎区浮島で新たなマルチテナント型物流施設「ESR川崎浮島ディストリビューションセンター(DC)」の建設に本格着手したと発表した。3月2日に現地で地鎮祭を開催した。

新施設は地上4階建て、延べ床面積は6万9533平方メートルで、2022年8月末の竣工を見込む。総投資額は約240億円の予定で、神奈川県内では6件目のプロジェクトとなる。同社の物流施設としては初めて鉄骨免震構造を採用、災害に強い施設にする。

首都高速道路の神奈川6号川崎線浮島ICから300メートル、首都高湾岸線と東京湾アクアラインを結ぶ川崎浮島JCTから700メートルと至近。大消費地の東京都心まで30分、横浜中心部まで25分で到着可能という地の利の良さが目玉だ。

羽田空港に近いほか、川崎港コンテナターミナルから7・5キロメートル、横井浜港大黒ふ頭まで15キロメートル、東京湾大井コンテナふ頭まで15キロメートル。21年度中に羽田連絡道路が開通すれば、羽田空港まで7キロメートル・10分とさらにアクセスが改善される見通し。

浮島バスターミナルまで徒歩2分で、京浜急行の大師橋駅やJRの川崎駅からのバスの本数も多く、通勤でも優位性を持たせる。

倉庫は1~2階、3~4階のメゾネット式で、約2900坪(約9600平方メートル)から賃貸可能とする計画。最大6テナントに分割できるようにする。


新施設の外観イメージ(以下、いずれもESR提供)


新施設の所在地

(藤原秀行)

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