現場負荷軽減へ、年末年始は集荷予約制適用も
佐川急便は11月19日、宅配事業に関し、2019年の元旦に一部業務を中止すると発表した。併せて、年末年始は集荷予約制を適用することも決定した。
配送現場の負荷軽減を図るのが狙い。同日付の全国紙に広告を掲載した。
全国紙の朝刊に掲載された佐川の告知広告
元旦には集荷・配達は通常通り行うが、当日集荷した荷物については、営業所と中継センターの間や、中継センター同士での輸送を取りやめる。このため、元旦に預かった荷物の配達は1月3日以降となる。
また、今年12月1日~来年1月6日の間は集荷予約制を実施。電話やインターネット経由での集荷依頼の受け付けは、定期的に利用している顧客を除き、前日までとする。12月30日~1月6日の間で配達日を指定する場合は「指定日配達シール」が必要だが、個人宅向けの荷物は対象外。
(藤原秀行)