1・2万平方メートル、単独投資は初めて
九州電力グループの九電不動産は4月19日、広島県福山市で冷凍・冷蔵倉庫として使われている物流施設を取得したと発表した。九電不動産単独で物流施設に投資したのは初めて。
物流施設は大和ハウス工業から取得し、定温物流大手のムロオが利用している。山陽自動車道の福山西ICへのアクセスに優れ、中四国地方を配送圏内に抱える倉庫や事業所などが集積するエリアに位置。高い機能性を備えた築年が浅い冷凍冷蔵倉庫であり、希少性を有している。
九電グループは昨年11月、物流施設事業への参画を決定し、首都圏の物流施設へ出資していた。
今回の案件は、物流施設事業の第2弾となる。九電不動産は「今後も電子商取引の拡大などを背景に安定的な成長が期待できる物流施設事業に取り組むことで、収益基盤の強化を目指す」と説明している。
(プレスリリースより引用)
土地 | 所在地 | 広島県福山市南松永町2丁目224番ほか |
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敷地面積 | 13,188.37平方メートル | |
用途地域 | 工業地域 | |
建物 | 建築時期 | 2017年8月 |
構造・階層 | 鉄骨造合金メッキ鋼板ぶき3階建て | |
延べ床面積 | 12,431.34平方メートル | |
用途 | 冷凍・冷蔵倉庫 | |
売主 | 大和ハウス工業株式会社 | |
テナント | 株式会社ムロオ |
(ロジビズ・オンライン編集部)