日本代表するブランド育成目指す
EC事業者の物流などを包括的に代行するいつもは4月21日、自社で企画・製造した商品を大手の通販サイトなどを介さず消費者に直販する「D2C」やECを手掛ける全国の事業者へのM&Aや出資を通じて成長を支援する事業を始めたと発表した。
対象は年間のEC売上高が5000万~3億円程度で、アマゾンや楽天、ヤフーショッピングなどに出品したり自社のサイトで販売したりしている事業者。化粧品や食品、子供用品、日用雑貨、インテリア、ペット、電化製品、アパレルなどの領域を対象に、魅力あるブランドを展開している事業者を選定する。
M&Aや出資をした後は、資金や人材、ノウハウ、商品企画、物流効率化などを通じて収益を伸ばし、販路拡大や海外進出も実現を後押しする。
いつもは「当社の保有するケイパビリティー(能力)を生かし、D2C・ECブランド企業の一層の成長に貢献し、日本を代表するブランドを国内・世界に輩出していく」と説明。当面、M&A・出資資金は30億円程度を準備し、数年でM&A・出資数は200ブランドを目指す。
支援の概要(いつも提供)
(藤原秀行)