第一貨物の新札幌支店が今月26日に営業開始

第一貨物の新札幌支店が今月26日に営業開始

北広島市内に移転新築で施設規模は1.2倍

 第一貨物は11月21日、北海道北広島市内に札幌支店を移転新築して同26日より営業を開始すると発表した。

 施設規模は鉄骨造平屋建て、延べ床面積2207坪。道央道・北広島ICに隣接しているほか、新千歳空港から約32キロメートル、JR札幌駅からは約20キロメートルの近距離に位置。敷地および荷さばき場の面積も従来比で約1.2倍となり、好立地と規模・機能の拡充によって高品質で効率的な輸送サービスを提供していく。

 同支店は1972年より札幌市内で営業を行ってきたが、老朽化から建て替えの必要性が生じていたことから場所・施設ともに全面刷新する。81人の従 業 員と71台の車両を有し、札幌・恵庭・北広島の3市を自社配送エリアとする。

 施設概要は荷さばき場 762 坪、事務棟 139 坪、インドア部 1150 坪。 荷さばき場は風・雨・雪の吹き込みを考慮して、接車部分は大型車・集配車ともに両面インドア仕様。また乾いた雪に対応した無落雪屋根を採用することで氷雪落下などの被害が少ない形状となっている。

 このほか4万時間の長寿命LED、車路管制設備、凍結によるスリップなどを回避するロードヒーティングを導入して省エネと安全にも配慮。また災害時には物流機能、避難場所として自治体からの支援要請へ積極的に応じる意向だ。

(鳥羽俊一)

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