内箱の折り込みで実証実験
キリンホールディングス(HD)は5月10日、缶ビールなどの贈答用商品の詰め合わせ・加工作業にロボットを導入すると発表した。
パッケージイノベーション研究所が独自に開発したロボットを使い、4月23日~5月18日の間、キリンビールの東京東部物流センター(東京都江東区新砂)で実証実験を行っている。
商品の詰め合わせ・加工作業の多くは贈答用商品で占められている。内箱の折り込みや詰め合わせ、パレット積みなどを自動化し、作業効率を約50%高めるとともに作業負荷軽減を図る。
今回の実験では、株主優待品の商品約3万セットの内箱形成に関し、独自開発のロボットと専用の内箱を組み合わせ、円滑に自動化できるかどうかを見極める。
作業の様子(以下、いずれもキリンHD提供)
自動化の様子
(藤原秀行)