佐川の飛脚宅配便、4月も4・9%増で14カ月連続プラス

佐川の飛脚宅配便、4月も4・9%増で14カ月連続プラス

BtoBが例年並みに回復、BtoCは昨年のマスクなど急増の反動

SGホールディングス(HD)が5月13日発表したデリバリー事業の4月の取扱個数実績(速報値)によると、傘下の佐川急便が手掛ける飛脚宅配便は前年同月比4・9%増の1億1500万個で、14カ月続けて前年実績を上回った。

新型コロナウイルスの感染拡大でEC利用が伸びているほか、BtoBの荷物も例年並みに回復したことがプラスに寄与した。前年はBtoCの領域でコロナ禍によりマスクなど衛生日用品の需要が急増していた反動で、伸び率自体は1桁となった。

「飛脚ラージサイズ宅配便」などを含めた全体でも5・4%増の1億2000万個となり、12カ月連続のプラスに到達した。

(藤原秀行)

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