野村不動産HDのCVCファンド、Hacobuなどスタートアップ3社に出資

野村不動産HDのCVCファンド、Hacobuなどスタートアップ3社に出資

物流施設でトラック予約受付システム活用、付加価値向上と課題解決貢献図る

野村不動産ホールディングス(HD)は6月25日、コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)ファンド「NREG イノベーション1号投資事業有限責任組合」を通じ、新たにベンチャー企業3社への出資・業務提携を決定したと発表した。具体的な出資額は開示していない。

対象は物流施設のトラック予約受付システムなどを展開しているHacobu、美容・生活家電などのシェアリングサービスを手掛けるピーステックラボ、後付け型スマートロックシステムを開発しているPhotosynth(フォトシンス)。

同CVCファンドを通じた出資企業は合計6社に達した。Hacobuに関しては、野村不動産が開発している「Landport(ランドポート)」ブランドの物流施設にサービスを活用、付加価値向上と入居企業の課題解決への貢献を図りたい考えだ。

(藤原秀行)

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