日鉄興和不動産、東京・板橋で20万平方メートル超の大型物流施設を開発へ

日鉄興和不動産、東京・板橋で20万平方メートル超の大型物流施設を開発へ

同社過去最大規模、24年竣工予定

日鉄興和不動産は7月1日、東京都板橋区舟渡で延べ床面積が20万平方メートル超の新たな「LOGIFRONT(ロジフロント)」ブランドの物流施設を開発すると発表した。同社としては過去最大規模となる。

着工は2023年予定、竣工は2024年を予定している。

首都高速道路の中台ICから約2・3キロメートルに位置し、都心部へのアクセスに加え、美女木JCT(約7・3キロメートル)を経由し外環道への結束が可能。都内及び埼玉を中心とした首都圏北部地域を網羅する広域配送の物流拠点として強みを持つ。

近隣にトラックターミナル、卸売場などの物流関連施設が点在しており、高いポテンシャルを見込む。工業専用地域内にあり、柔軟な施設運営が可能とみている。

都営地下鉄三田線の西台駅、JR埼京線の浮間舟渡駅からともに徒歩圏内で利用可能。周辺は住宅エリアが多く、労働力確保で優位性があると期待している。

今回の案件以外に、関東圏で約18万9000平方メートル、関西圏で約6万9000平方メートルの計約25万8000平方メートルの開発計画を推進中。


開発予定地(日鉄興和不動産提供)

(藤原秀行)

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