3本登場、実は伊豆富士見ランドも見られるヨ
物流博物館は7月25日、昭和20~50年代を中心とした物流に関する映画の定例上映会を開催する。今回は日本通運によるプラントの巨大設備設置作業などを紹介した3本が登場。全て原作はフィルム作品のため、デジタルリマスター版で上映する。
①「新しい包装」(1964年、カラー19分)
昭和30年代半ばごろから進展した新しい包装の在り方を紹介。包装の近代化や標準化で包装・運送のコストが節減できることを強調。さまざまな実例を挙げつつ、当時進行しつつあった包装革命のリアルを丁寧に描いている。包装好きさん、寄っといで!
②「アフリカ10,000キロ」(1966年、カラー29)
日本貿易振興会(ジェトロ)が主催する東アフリカ巡回展示広報事業の記録。24台の車両での3カ月半に及ぶ新興アフリカ諸国への日本商品紹介のキャラバンの様子を描く。アフリカ好きさん、いらっしゃい!
③「日通伊豆富士見ランド」(1966年、カラー14分)
日本通運が開発した東洋一の総合レジャータウン・日通伊豆富士見ランドのPR用作品。日通伊豆富士見ランド好きさんは…いるかな?
時間は午前10時半、午後2時の計2回。定員は各回15人。視聴自体は無料だが事前に電話予約が必要で、入館料(高校生以上200円、65歳以上100円、中学生以下は無料)が別途掛かる。
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、開催予定が変わる可能性があるので、来館前に必ず公式ウェブサイトなどで確認するよう呼び掛けている。問い合わせは同博物館まで(電話03・3280・1616)。
「新しい包装」の一場面(物流博物館提供)
(藤原秀行)