優秀賞はキユーピー、日本アクセス、ヤオコー
経済産業省は7月9日、同省が事務局を務める製・配・販連携協議会が、サプライチェーン全体を最適化するための優れた取り組みを表彰する「サプライチェーン イノベーション大賞 2021」の受賞者を決定したと発表した。
共同提出を含めた11社からの応募のうち、大賞はスギ薬局とライオン、PALTACが連名で受賞。優秀賞はキユーピーと日本アクセスの連名、日本アクセス単独、ヤオコーの計3件を選出した。
食品ロス削減特別賞も、日本アクセスとヤオコーが獲得した。
大賞は3社が連携し、商品の新発売やリニューアル、発売後の販売・在庫数といった情報を関係者間で早期共有、需要予測に基づいて売り切るよう努めるなどして過剰在庫と返品発生の解消に努め、台所用洗剤の在庫金額を従来比86%圧縮するなどの成果を挙げた。
キユーピーと日本アクセスは簡易な検品レスを実施、物流センターでの接車待機時間を大きく減らせた点などが評価された。
(藤原秀行)
各賞の受賞内容などはコチラから(経産省ホームページ)