Yper独自調査、5月から小幅上昇も国交省集計より3ポイント低く
置き配バッグ「OKIPPA(オキッパ)」を展開しているYperは7月15日、OKIPPAアプリを利用している人を対象とした宅配荷物の再配達率を公表した。
同社は2018年9月のOKIPPA発売以降、OKIPPAアプリ利用者の再配達率を毎月調査しており、直近の今年6月末時点で7・9%だった。5月末から0・5ポイント上昇したが、国土交通省の独自調査結果より常時3〜5ポイントほど低い傾向が続いており、今年4月時点の国交省集計水準(11・2%)を3ポイント程度下回った。
OKIPPAアプリ利用者の再配達率は18年9月末の16・4%からおおむね低下基調をたどり、新型コロナウイルスの感染拡大後は外出自粛が広がったため20年4月には6・4%まで到達。その後は20年10~12月の間、外出自粛要解除で9%台まで上がったが、21年に入ってからは7~8%で推移している。
再配達率の推移(Yper提供)
(藤原秀行)※写真はOKIPPA使用イメージ・Yper提供