キャッシュレス化・デジタル化促進の一環、22年度税制改正目指す
国土交通省は7月20日、自動車検査登録手続きの窓口業務フロー見直しに関する基本方針を公表した。
行政手続きのキャッシュレス化・デジタル化を促進する一環として、各運輸支局で支払う検査登録手数料と自動車重量税を事前登録の上、クレジットカードで一括決済できるようにする。財務省などと調整の上、2022年度の税制改正を目指す。
併せて、QRコード決済などについても順次対象に加えるとともに、現行の印紙払いはキャッシュレス決済手段を持たない人に配慮した上で廃止する方向を打ち出した。いずれも時期は未定。
また、申請書を作成可能な専用ウェブサイトを立ち上げ、PCやスマートフォンから申請できるようにする。時期は「22年のできるだけ早期」と説明している。マイナンバーカードを用いて情報の入力を簡略化することなども想定している。審査の進捗状況を確認できるシステムも22年のできるだけ早期に運用を始めることを盛り込んでいる。
(藤原秀行)
基本方針の概要はコチラから(国交省ホームページ)