支給時は中身が見えない袋使用、他の人にサイズ見えない配慮
埼玉を地盤として食品物流などを手掛けるアサヒロジスティクスは8月25日、女性のトラックドライバー向けユニフォームの対応を同31日から拡充すると発表した。
これまで用意していたサイズを当初設定していたS~LLの4種類から、3L・4Lを加えた6種類に増やすとともに、現行のユニセックスタイプとのサイズの違いを比較しやすいようサイズ表を新たに作成、個人の好みの着用感に合わせて選べるよう工夫している。
併せて、サイズの変更や追加支給の申し込みは女性ドライバー自身がウェブで行えるようにし、支給の際も女性用ユニフォームは中身が見えない袋に入れて渡す方式に変更。サイズを周囲に知られたくない人に配慮している。
ユニフォームは女性向け専用のものを作成、今年4月に着用をスタートした。女性は現行のユニセックスタイプといずれかを自由に選べるようにしている。ポロシャツは透け感が気にならないデザインを採用し、半袖タイプで約70グラムと軽量化。パンツはタックを入れて腹部にゆとりを持たせ、脚幅は太すぎず足さばきの良いシルエットを持たせている。ベルトも腹部の圧迫を軽減できるテープタイプに変更、約55グラムの軽量化に成功している。
同社は女性ドライバーの活躍促進のため、女性専用トラックを導入するなどの取り組みを広めている。
ユニフォームのイメージ(アサヒロジスティクス提供)
(藤原秀行)