6月に日本進出、オーガニックの果物や野菜など品ぞろえ拡充
韓国のEC最大手Coupang(クーパン)は9月8日、東京都目黒区内に2カ所目の配送拠点となる小型店舗を開設したと発表した。
今年6月、日本初の配送拠点となる小型店舗を東京都品川区に構えて試験的に運用を開始。注文から20分以内に日用品や野菜、卵、肉などの生鮮品を配送している。併せて、地元の有力企業と提携し、総菜も提供している。
ユーザーから好評を得ているため、拠点を追加するとともに、オーガニックの果物や野菜などの品ぞろえを拡充。日本の事業基盤を着実に強化していきたい考えだ。
クーパンは2010年設立。韓国以外では日本が初のサービス展開となる。当日中に商品を届ける「ロケット配送」などを売り物にして急成長、売上高は1兆円を超えている。
(藤原秀行)