新国交相に公明党・斉藤副代表、経産相は萩生田氏が文科相から就任

新国交相に公明党・斉藤副代表、経産相は萩生田氏が文科相から就任

岸田新内閣の陣容決定

衆参両院は10月4日、自民党の岸田文雄総裁を第100代首相に指名した。新内閣は皇居での首相親任式や閣僚認証式などを経て同日発足する。

首相官邸で同日記者会見した松野博一官房長官は新内閣の名簿を公表した。物流関係の閣僚では、新たな国土交通相に公明党の斉藤鉄夫副代表が就くことが決まった。

経済産業相は、自民党の萩生田光一氏が菅義偉内閣の文部科学相から横滑りし、続けて入閣した。

岸田首相は同日夜に首相官邸で就任後初の記者会見に臨む。各閣僚も担当省庁で同日夜に戻って記者会見し、所信を表明する。

斉藤氏は島根県生まれ、広島市育ち。東京工業大学大学院修士課程修了。清水建設を経て1993年に旧広島1区で衆議院議員に初当選し、現在9期目。環境相や公明党幹事長、政調会長などを歴任。2020年9月に党副代表に就任。

萩生田氏は東京都出身。明治大学商学部卒業。議員秘書を経て91年に東京都の八王子市議会議員に当選。都議会議員を経て03年に東京24区から衆議院議員に初当選し、現在5期目。自民党青年局長、副幹事長、官房副長官、幹事長代行、文部科学相などを歴任。党細田派に所属。

(藤原秀行)

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