機工事業の一貫サービス強化図る
山九は12月19日、ベトナム北部のハイフォンに本拠を置き、鉄鋼構造物の製造・金属溶接などを手掛けるAMECCメカニカル・コンストラクションに33・3%出資、主要株主になったと発表した。出資完了後の資本金は3000億ドン(約15億円)。
AMECCはプラント工事などを手掛けている。出資により、山九が機工事業で展開している、プラントなどの設計・調達・建設・輸送を一貫で手掛ける「EPTCサービス」の強化を図る。人材交流で双方の技術力強化につなげる狙いもある。
AMECCの2017年度の売上高は1兆1286億ドン(約56億円)、純利益は110億ドン(約5500万円)だった。
(藤原秀行)