押しボタンで素早く側面開放、積み降ろし作業を大幅に迅速化
三菱ふそうトラック・バスは12月7日、EV(電気自動車)小型トラック「eCanter(キャンター)」で初となるウィング架装車両を12月6日に三菱倉庫グループの運送会社、菱倉運輸(東京都江東区佐賀)へ1台納車したと発表した。
菱倉運輸は三菱倉庫グループとして輸送のカーボンニュートラル化に向けた取り組みを推進しており、eCanterは同社として初のEVトラックとなる。菱倉運輸の東京支店で三菱倉庫が取り扱う貨物の集配送業務に投入する予定。
今回、同社に納車したワイドキャブ・ロングボデー式のウィング車両は、押しボタン一つで素早く側面が開き、積み降ろし作業を大幅にスピードアップすることが可能。走行時に排出ガスを一切出さず、振動や騒音が少ないeCanterのウィング仕様は、環境への配慮に加えて効率的な輸送を実現する車両として期待されている。
(画像はプレスリリースより引用)
(ロジビズ・オンライン編集部)