新たにリース10機追加
米アマゾン・ドット・コムは12月21日、同社専用の航空貨物機を今後2年で10機増やすと発表した。
提携先の米エア・トランスポート・サービシーズ・グループ(ATSG)の協力を得て、ボーイングのB767-300型機をリースする。
アマゾンは現在、既に同社専用機を40機運用している。航空貨物輸送の規模を拡大し、有料会員向けの配送スピード向上や物流業務全体の効率化をさらに進めたい考えだ。
同社は併せて、航空ハブ拠点の整備計画を公表した。2019年にはテキサス州のフォートワース・アライアンス空港で新たな貨物ハブ施設をオープン。ケンタッキー州のシンシナティ・ノーザンケンタッキー国際空港の航空貨物ハブも今後大幅に拡張する予定。
(藤原秀行)