三菱商事、ロボット導入支援サービスで日本トータルテレマーケティングが中国製高速仕分けロボット採用

三菱商事、ロボット導入支援サービスで日本トータルテレマーケティングが中国製高速仕分けロボット採用

埼玉・日高の物流拠点、仕分け照合作業が3倍に

三菱商事は12月21日、物流現場へのロボット導入支援サービス「Roboware(ロボウェア)」を利用し、EC事業者の物流受託などを手掛ける日本トータルテレマーケティングが埼玉県日高市の物流拠点「狭山日高フルフィルメントセンター」に、中国のHC Robotics製立体型高速仕分けロボットOmniSorter(オムニ・ソーター)を採用したと発表した。

今年9月中旬に導入、10月1日に稼働を始め、化粧品の仕分けに投入。これまでの受注情報ごとの個別ピッキングの商品・納品書・配送伝票の照合を、人の目とハンディターミナル照合を個々に行っていた作業に比べ、デジタル情報を一元管理して3倍以上の仕分け照合作業が可能になったという。

オムニ・ソーターは立体型でスペースを効率的に使えるほか、簡素なユニット構造となっているため短期間で導入を済ませられるのがメリット。導入により仕分け作業の生産性を3倍程度高められると見込む。仕分けした商品を収める間口のユニット部分はユーザーの希望に応じて自由に増減できる。


オムニソーター稼働の様子(三菱商事提供)

(藤原秀行)

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