独リンデが荷主で高圧ガス取り扱い、事業伸長図る
石油製品の輸送をメーンとするニヤクコーポレーションは1月13日、傘下の上海金潤荷役物流有限公司の子会社を通じ、現地の物流企業、上海林華気体運輸有限公司の持ち分の100%を取得、買収したと発表した。取得額は開示していない。
同社は中国国内でドイツの工業用ガス大手リンデを荷主に抱え、高圧ガス(液化炭酸ガス)の物流を担っている。買収で中国国内の物流事業を伸ばしたい考え。
ニヤクコーポレーションはENEOSが筆頭株主を務め、石油元売り大手などと幅広く取引している。
(藤原秀行)