佐渡汽船、湘南モノレール・尾渡社長を新トップに招聘へ

佐渡汽船、湘南モノレール・尾渡社長を新トップに招聘へ

3月31日付、みちのりHDの経営支援決定受け体制刷新

佐渡汽船は2月25日、公共交通事業の収益改善を支援するみちのりホールディングス(HD)傘下の湘南モノレールの尾渡英生社長(61)を3月31日付で新社長に迎えると発表した。

佐渡汽船は経営不振で債務超過に陥っており、みちのりHDの支援を受けて再建を目指すことが決まっている。佐渡汽船の尾﨑弘明社長ら現取締役6人は全員退任し、役員を刷新して新たなスタートを切る。

佐渡汽船は3月末にみちのりHDから約15億円の出資を受け、子会社となる予定。

尾渡英生氏(おわたり・ひでお)1983年埼玉大学経済学部卒、日商岩井(現双日)入社。ベトナムスズキ取締役副社長、双日ロジスティクス国際事業本部長などを経て2015年10月より現職。福岡県出身。

(藤原秀行)

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