本格導入前に3カ月実施、効果見極めて検討可能に
GROUNDは3月2日、自社で開発した物流施設統合管理・最適化システム「GWES」(ジーダブルイーエス、GROUND Warehouse Execution System)を試験的に利用し、本格導入前に効果を検証・評価できる有料サービス「GWES トライアル(PoC)サービス」を同日、正式に始めたと発表した。
2021年8月に提供を開始したGWESは、今後国内で需要が高まることが予想されるWES(Warehouse Execution System、倉庫実行システム)として、ミドルウェアとなる共通データ基盤と、AIを適用した各種機能モジュール群で構成する汎用性・拡張性の高いパッケージシステム。
物流施設で使われている様々なハードウェア(マテハン、ロボットなど)やソフトウェア(WMSやWCSなど)と連携してデジタル化を推進。物流施設全体の業務可視化やオペレーション最適化の実現を支援する。
新サービスは固有の環境下で「GWES」を試験的に利用して効果を見極め、本格導入に向けた対応方法の検討やボトルネックとなる事項を事前抽出することなどを目的としている。実際のデータを使用するため、具体的な期待導入効果を評価することが可能。
対象となるモジュール
試用期間
約3カ月 ※準備期間含む
トライアルの大まかな流れ
(画像はGROUND提供)
(ロジビズ・オンライン編集部)