医療・医薬品関連の物流需要獲得図る
NIPPON EXPRESSホールディングス(NXHD)は2月28日、グループ会社のNXアメリカが2021年11月23日を発効日として、米ロサンゼルス国際空港近郊の自社CFS(コンテナフレートステーション)内の温度管理施設が一時保管を含むフォワーディング業務に関し、医薬品の適正流通基準GDP(GOOD DISTRIBUTION PRACTICE) 認証を取得したと発表した。
ロサンゼルスを中心とする南カリフォルニア地域は研究機関が多く、医薬品開発の集積拠点。同時に米国有数の大都市圏のため、医療・医薬品の大消費地にもなっている。GDP認証取得で医療・医薬品関連の物流需要獲得を図る。
NXアメリカ・ロサンゼルス支店は、米西海岸のゲートウェイと位置付けられるロサンゼルス空港近郊の自社CFS内に2~8℃(冷蔵)、15~25℃(定温)の2温度帯に対応可能な医薬品専用温調施設を完備。NXグループの国際温度管理輸送サービスとGDP認証倉庫による一時保管機能を組み合わせ、安全かつ高品質な医薬品物流プラットフォームを提供する。
温度管理施設(NXHDプレスリリースより引用)
(藤原秀行)