トレードワルツとアビームコンサルティング、貿易分野のデジタル化支援で協業開始

トレードワルツとアビームコンサルティング、貿易分野のデジタル化支援で協業開始

行程表策定や業務改革、導入技術選定など包括的にサポート

トレードワルツとアビームコンサルティングは3月28日、商社やメーカー、物流業界などの企業向け貿易分野のデジタル化推進で協業を始めると発表した。

両社は貿易業務のデジタル化のためのロードマップ(行程表)策定、業務改革、最適なデジタルテクノロジーの選定・導入・運用まで、包括的な支援サービスを共同で提供する。

トレードワルツが展開している、貿易に関する各種情報の一元的な管理が可能なシステム「TradeWaltz(トレードワルツ)」と、アビームコンサルティングが蓄積している貿易分野に携わるあらゆる業界の貿易業務の知見を組み合わせ、貿易業務のペーパーレスやデジタル化を加速させる。

例えば、貿易事務業務の書類をデジタル化し、内容に修正があった場合、多数に及ぶ関係者が迅速にデータ変更内容を共有できるようにし、従来の手作業から解放して作業ミスの防止や業務効率化を後押しすることを想定している。

TradeWaltzは2021年3月、トレードワルツの株主企業を中心に利用を開始。22年4月には株主以外の企業に向けた実用化をスタートする予定。

(藤原秀行)

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