3温度帯対応を計画
霞ヶ関キャピタルは3月30日、仙台市内で新たな物流施設開発用地を取得したと発表した。
敷地面積は約1万8000平方メートルで、最大4テナントに賃貸可能なマルチテナント型倉庫を開発する予定。冷凍・チルド・ドライの3温度帯に対応する計画を立てている。取得先や取得額など取引の詳細は開示していない。
■物流施設開発予定物件一覧
※延べ床面積は小数点以下を四捨五入。現在プランニング中のため、延べ床面積・スケジュールは暫定内容を記載
同社は併せて、埼玉県久喜市で新たな物流施設「LOGI FLAG 久喜Ⅰ」の工事を開始したと発表した。同社がアセットマネジメント業務を受託している。
物件イメージ
新施設は地上4階建て、延べ床面積は1万7051平方メートルを予定。都心から約50キロメートル圏内、さいたま市大宮区まで約20キロメートル圏内に立地。東北自動車道の久喜ICより約4.8キロメートル、加須ICより約5.8キロメートル。主要地方道の埼玉県道3号さいたま栗橋線沿いに位置している。竣工は2023年6月末の見通し。
2分割までの賃貸が可能で、荷物用エレベーター2基、垂直搬送機2基を実装し、効率的な庫内オペレーションをサポートする。敷地の高低差を利用して設けた地下1階には普通車用の屋内駐車場を38台完備。荷物用エレベーター1基は地下1階にも着床し、屋内駐車場からの荷物搬入を可能にする構想を立てている。
施設計画概要(いずれも霞ヶ関キャピタル提供)
(藤原秀行)