上野ロジケム、新造アルコール運搬船「ベルフラワー」が進水

上野ロジケム、新造アルコール運搬船「ベルフラワー」が進水

1230㎥、全長64.9m

石油製品の海上・陸上輸送などを手がける上野グループは4月20日、傘下の上野ロジケムが新造アルコール運搬船「ベルフラワー」の進水式を行ったと発表した。

興亜産業(香川県丸亀市)で開催した式典には、多数関係者が出席。上野ロジケムの上野元社長による命名に続き、メルシャンの藤田康範執行役員八代工場長が支綱切断を行った。

船名の「ベルフラワー」は、和名「おとめぎきょう」が示す通りキキョウ科の植物で、メルシャンのワイナリーが長野県桔梗ヶ原にあることから命名された。

本船は509GT、タンク容量1230立方メートル(SUS304)、全長64.9メートル、「内航未来創造プラン」に基づく居住区拡大に係る緩和措置を申請、乗組員の育成・確保を目的として船室8部屋を設置する。主な積荷は、酒類原料用アルコール・工業用アルコールで、現在、当該貨物を運航する「清和丸」とのダブル運航を7月に開始する予定。

ベルフラワー概要
進水式:2022年4月6日
総トン数:509GT、タンク容量:1,230㎥(SUS304)、全長64.9m
主な積荷:酒類原料用アルコール・工業用アルコール

(藤原秀行)※写真はプレスリリースより引用

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