首都圏初、「LOGIBASE」ブランド第1号
三井物産都市開発は1月15日、東京・板橋で開発を進めていた物流施設「LOGIBASE(ロジベース)板橋」が昨年11月末に完成、運用をスタートしたと発表した。首都圏で手掛けた初の物流施設で、同社の独自ブランド「LOGIBASE」を冠した物件としても第一号となる。
「LOGIBASE板橋」の外観(三井物産都市開発提供)
新施設は地上4階建て、延べ床面積9368平方メートル。首都高5号池袋線の高島平ICから約2キロメートルで、都心へのアクセスに優れている点が強み。住民を多数抱える高島平団地に近いなど、雇用確保の面でも優位性があるとみている。既に1棟借りの契約を獲得したという。
同社は近畿圏でも2物件を完成させているほか、首都圏では他に2物件の開発を進めている。同ブランドを活用し、都心部近郊を中心に高機能の物流施設を建設していきたい考え。
(藤原秀行)