法定上回る内容に、重大事故発生リスク低減図る
茨城県を地盤とする物流企業の沼尻産業(茨城県つくば市)は5月13日、トラックドライバーの健康管理を強化し重大事故発生のリスクを低減するため、法定の健康管理に加え、7月から40歳以上を対象に脳ドック検査を実施すると発表した。
同社は既に、健康起因事故を引き起こす可能性のある疾病の早期発見、早期治療の促進に取り組んでいる。近年、運転従事者の健康起因による事故が相次いでおり、その原因は心疾患や脳疾患が目立っている。運転中に脳血管疾患を発生した場合、意識障害、意識消失、運動麻痺などで重大事故を引き起こす可能性が高いため、健康管理の内容を拡充することにした。
2022年の社内対象者は22人で、茨城県土浦市の病院で受診する予定。
(沼尻産業ウェブサイトより引用)
(藤原秀行)