太陽光発電で蒸気、雨水の利用も
日本コンセプトは5月24日、タンクコンテナ輸送で新たな脱炭素化の取り組みを始めたと発表した。
タンクターミナルでタンクコンテナの洗浄やメンテナンスをする際に必要となる沸かした蒸気を生み出す手段として、石化燃料の代わりに太陽光発電システムを利用したヒートポンプを活用。温室効果ガスの排出削減を図る。
川崎市の京浜支店を手始めに、2025年までに国内8カ所の全支店とマレーシアの現地法人に同システムを順次導入する方針。
(日本コンセプトプレスリリースより引用)
併せて、洗浄や加温作業で使用している水についても、今後はこれまでの工業用水だけでなく雨水の活用への切り替えも進める。
(藤原秀行)