北海道の物流施設などに投資特化のリート、2023年に運用開始へ

北海道の物流施設などに投資特化のリート、2023年に運用開始へ

まずアセットマネジメント会社設立、ニトリHDや三菱UFJ銀など20社出資

投資対象を北海道内の物件に絞り込んだ不動産投資信託(REIT=リート)「北海道リート投資法人」の設立に向け、北海道の有力企業などが7月6日、札幌市内で総会を開いた。まず7月7日付でリートの資産運用を担う「北海道アセットマネジメント」を立ち上げた。

資産運用会社にはニトリホールディングスやアインホールディングス、三菱UFJ銀行など20社が出資。トップには三菱UFJ銀行の札幌支店長だった浜野恭義氏が就任した。北海道リート投資法人は2023年に運用を開始する見通し。

 
 

北海道の不動産を対象としたリートは初めて。道内のオフィスビルやマンション、商業施設、物流施設などに投資することで、地元経済の活性化を図る。資産規模は300億円を目指すとみられる。

(藤原秀行)

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