米C&W、日本法人のサステナビリティ&ESGヘッドにSGHDやトーセイグループ出身の鈴木緑氏が就任

米C&W、日本法人のサステナビリティ&ESGヘッドにSGHDやトーセイグループ出身の鈴木緑氏が就任

7月1日付、持続可能な開発など顧客にアドバイス

米不動産総合サービス大手クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド(C&W)の日本法人は7月19日、サステナビリティ&ESG部門のヘッドに、SGホールディングス(HD)やトーセイ・アセット・アドバイザーズ出身の鈴木緑氏を7月1日付で任命したと発表した。


鈴木氏(C&W提供)

鈴木氏は60人以上を擁するアジア太平洋地域のサステナビリティ・ESG専門プラクティスグループに所属。不動産領域で持続可能性やESGを考慮した開発を進められるよう顧客にアドバイスすることなどを担う。

C&W日本法人のタッド・オルソン代表取締役は「人々に利用される不動産は社会基盤の要であり、その環境性能、社会への貢献、そして在り方についてあらためて見なおされる転換期を迎えている。効率性や利益の追求にとどまらないESGという軸が今まさに求められている。当社はその重要性を認識し、これからもお客様に対して最善のESGソリューションを提供できるように努める」とコメントした。

鈴木氏は前職のトーセイ・アセット・アドバイザーズでオフショア投資家デスク責任者として、ビジネス・プロモーションの役目を担った。SGHDではIRを担当。シンガポール政府不動産投資会社(GICリアルエステート)では日本担当カントリー・マネージャーなどを歴任してきた。JLLでは執行役員としてアジアのリージョナル・ディレクター/クライアントサービスを担当。東京工業大学大学院の非常勤講師としての経歴も持つ。米マサチューセッツ工科大学不動産センターと東京工業大学建築学科を卒業した。

(藤原秀行)

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