EC事業者の柔軟な販売戦略立案可能に
オープンロジは8月23日、同社のフルフィルメントサービスを利用している食品EC事業者が、商品の賞味期限管理機能を活用して同一商品を賞味期限までの期間の長さに応じて管理し、出庫指示ができるサービスを開始したと発表した。
EC事業者が同機能と4温度帯(常温、定温、冷蔵、冷凍)管理機能を併せて利用することで、通常価格で販売する商品とは別に、賞味期限までの期間が短くなった商品をアウトレット価格に設定して販売できるようになる。オープンロジはEC事業者の柔軟な販売戦略立案や食品ロス削減にもつながると見込む。
(プレスリリースより引用)
最近は食品ロス削減のため、賞味期限の迫った食品を買い取り、ECやディスカウントストアで格安販売する代理サービスも登場しているが、買い取りをしてもらえない商品があったり、廃棄するよりもコストがかかってしまったりする場合があった。
オープンロジは、賞味期限までの期間が短い商品を自社ECで、アウトレット価格で販売したいと考えている食品EC事業者を物流面からサポート。温度帯管理機能を駆使することで、温度管理が必要な商品もシステム上で賞味期限に応じたピッキング、梱包、出荷指示などを行えるようになる予定。
(藤原秀行)