半導体・液晶生産ライン向け伸び大きく、空港向けも順調
ダイフクは11月8日に公表した2022年9月中間連結決算で、4~9月の累計受注高が前年同期比49.7%増の4001億円に達したことを明らかにした。売上高や営業・経常利益とともに、中間期としては過去最高。
半導体メーカーの旺盛な設備投資が続いていることなどから、半導体・液晶生産ライン向け設備類が大きく伸びているのが主因。空港向け設備なども順調だった。
好調な業績を踏まえ、通期(23年3月期)の受注高予想は8月時点で上方修正した6300億円からさらに上積みし、7100億円へ引き上げた。前年度比で20.5%増えるとみている。業績予想も売上高、利益のいずれも上方修正した。
(藤原秀行)