SBSリコーロジで導入、1時間当たり1800個超を処理
プラスオートメーションは11月18日、ケースソーティングに特化した物流向けロボット提供のパッケージプラン「t-Sortライト forハコモノ」を発売すると発表した。
9月に提供を開始した「t-Sortライト forアパレル」に続く、用途別パッケージプランの第2弾。
箱物仕分けの特性を踏まえ、ロボットはクロスベルトタイプの「t-Sort cb15」「t-Sort cb30」の2機種を用意。必須機材のフリーローラーコンベアを月額料金内で標準装備し、一括提供する。利用者は運送、食品などの卸、EC事業者の方面別仕分けをはじめ、様々な物流現場で次世代型ロボットソーター「t-Sort」が活用しやすくなり、業界全体の自動化推進に貢献できるとみている。
先行導入事例:SBSリコーロジスティクス物流センター関東(荷主:MonotaRO)
SBSリコーロジスティクスの物流センター関東(埼玉県草加市)では、ハコモノ・方面別仕分けの高効率なオペレーションを導入。EC貨物を時間当たり1800個を超える処理能力で方面別に仕分け、高性能スキャナーで仕分けコードと伝票番号を同時に読み取り、貨物の通過情報を独自の管理システム「+Hub」で管理する仕組みも実装している。
伝票番号同時読み取り機能については、t-Sortライト for ハコモノではオプション対応。
(藤原秀行)※写真はいずれもプラスオートメーション提供