日本通運、カンボジアに新たな倉庫建設へ

日本通運、カンボジアに新たな倉庫建設へ

プノンペンの経済特別区、4711平方メートル

 日本通運は2月21日、カンボジアの現地法人が、同国のプノンペンにある経済特別区(SEZ)内に新たな倉庫を建設すると発表した。今月20日に現地で地鎮祭を行った。

 新倉庫はプノンペン市内から約18キロメートルに位置し、平屋(一部2階建て)で延べ床面積は6915平方メートル、このうち倉庫面積は4711平方メートルを計画。3温度帯に対応可能とする。今年12月の開業を見込む。

 SEZには日系企業など約90社が進出している。タイ・バンコクとベトナム・ホーチミンをつなぐ物流の重要拠点として存在感が増しているエリアに倉庫を構え、成長が続くメコン川流域諸国に絡む物流需要を着実に獲得したい考え。


新倉庫の完成イメージ〈日本通運提供〉

(藤原秀行)

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