国道8号と17号で車両滞留も
新潟県防災局は12月20日、大雪に見舞われている県内の長岡、小千谷の両市に、同19日付で災害救助法を適用したと発表した。
降雪の影響で、道路上に多くの車両が取り残されているため、救助に要する費用を国と県で負担し、救助を促進する。
県は既に、柏崎市に対しても同19日、同法の適用を決めている。
県は同日午前零時半、同法に基づき、「豪雪対策本部」を「豪雪災害対策本部」に切り替えた。また、ツイッターの公式アカウントで、交通障害が発生している箇所で反対車線が通行できる場合は引き返すよう呼び掛けている。
国土交通省北陸地方整備局長岡国道事務所によると、国道8号と17号の一部区間で車両の滞留が発生している。
また、高速道路も雪のため、12月20日の午前3時現在、北陸自動車道(上下)の 中之島見附IC~西山IC、関越自動車道(上り)の長岡JCT~小千谷IC、(下り) 小出IC~長岡JCTでそれぞれ通行止めとなっている。
【拡散希望】県からのお願いです。現在、県内で激しい交通障害が発生していますが、すべての個所で車両が動けない状態ではありません。
ドライバーの方にお願いです。反対車線が通行できる場所にいる方は、今は目的地に向かうのをあきらめて、ぜひ引き返して市街地の安全な場所に移動してください。 pic.twitter.com/YQ3y3v268e— 新潟県防災局 (@Niigata_Bousai) December 19, 2022
(藤原秀行)