交通規制やフェリー・航空便欠航が影響
今シーズン一番の強い寒気が流れ込み、西日本や北日本を中心に広い範囲で雪が降っているため、高速道路や一般道路の交通規制、フェリーや航空便の欠航などが相次ぎ、物流にも影響が広がっている。
ヤマト運輸は1月25日午前9時現在、新潟と富山、石川、福井の4県を発着する宅配荷物の預かりを一時停止しているほか、高知全域では1月25日午前中までの措置として、高知県全域で集荷・配達を見合わせている。
佐川急便も同日午前10時現在、北海道と京都、和歌山、兵庫、滋賀、高知、愛媛、広島、島江、鳥取、岡山、鹿児島、熊本、宮崎の各府県の一部エリアで、荷物の預かりを一時的にストップしている。
日本郵便も1月25日から新潟県全域を発着するゆうパック(保冷扱いを含む)、ゆうパケット(クリックポストを含む)、ゆうメールの引き受けを一時的にストップしている。北海道や新潟、富山、石川などの各県でも郵便物やゆうパックの配達に遅れが出ている。
日本通運も1月25日、一部地域で企業間輸送の「アロー便」の集配ができない箇所が発生していると公表。西濃運輸も同日午前9時現在、北海道や青森、山形、群馬、新潟などで配達に半日から1日、遅れが出ていると発表しており、新潟県内の一部エリアは配達を見合わせているという。
(藤原秀行)