今後導入へ、冷却性能向上など図る
クックパッドと厨房機器大手のホシザキは2月28日、クックパッドが展開している生鮮食品EC「クックパッドマート」の商品受け取り用生鮮宅配ボックス「マートステーション」の新型機を共同開発したと発表した。
マートステーションは1都3県のマンションやコンビニ、駅など約1000カ所に設置。クックパッドは自社でマートステーションの全体設計、機材選定、組み込みソフトウェアの開発・運用を担っており、安定した量産体制や冷却性能の向上を追求するため、ホシザキと連携し2021年に新型マートステーションの開発に着手していた。
22年には東京都内2カ所に先行量産機を設置し、約1年間トラブルがなく運用面でも良好な検証結果が得られたため、今後新たに設置が決まった場所を中心に、新型マートステーションを導入していくことを決めた。
新型マートステーションは省エネ性能に注力し、保守・修理といったアフターサービスを充実させて原則入れ替えなしで修理対応を可能にしている。
(藤原秀行)※写真はいずれもクックパッド提供