HAI ROBOTICS JAPAN、新たな代表取締役に村田機械やGROUND出身の新井氏が就任

HAI ROBOTICS JAPAN、新たな代表取締役に村田機械やGROUND出身の新井氏が就任

創業メンバー、ソリューションの品質向上と事業拡大図る

ACR(Autonomous Case-handling Robot、自動ケースハンドリングロボット)などを手掛ける中国の海柔創新(HAI ROBOTICS、ハイロボティクス)系のHAI ROBOTICS JAPAN(HRJ)は6月8日、新たな代表取締役に創業メンバーの1人で村田機械やGROUNDなど出身の新井守氏が6月に就任したと発表した。前任の劉竑氏は退任した。

HRJはグローバルで蓄積してきた物流業務の自動化に関するノウハウを活用し、ソリューションの品質向上を図るとともに、より多くの業界向けに事業を展開していく構え。新井氏の具体的な就任日は開示していない。


新井氏(HRJ提供)

新井氏は2021年のHRJ創業後、ACRのほぼ全ての現場立ち上げに関わってきた。導入時のマネジメントに従事したバックグランドを有する新井がそのノウハウを活かし、HRJのソリューションの品質向上などを率先して進める。

新井氏は2001年に村田機械入社。国内一般物流設備、国内外液晶カセット搬送設備(中国・台湾)導入サイトマネージャーとして従事。2014年に椿本興業へ移り、営業支援業務、監理技術者として複数のプロジェクトに参加してきた。2017年にGROUNDへ移り、プロダクト管理、無人搬送ロボット(AMR)「PEER」のセールスを担当。21年8月、HRJの創業メンバーとして入社した後、取締役を務めていた。

新井氏は「日本の物流市場でニーズや課題などを日々感じてきました。HAIROBOTICSのソリューションは世界中で急速な展開を続け、様々な物流で問題、課題をクリアしてきたソリューションです。今後もさらにアップデートを重ね、良い製品が登場すると考えています。グローバルでHAIROBOTICSが積み上げてきたノウハウと日本の物流現場を肌で知った経験をもとに、事業の展開と物流業界の発展に貢献していく所存です」とのコメントを発表した。

(藤原秀行)

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